Muse Code には推論の深さを指定する --reasoning-effort があります。取れる値は7段階です。
--reasoning-effort <EFFORT>
none|minimal|low|medium|high|xhigh|ultra (default: high)
7段階という粒度
| 値 | 位置づけ |
|---|---|
| none | 推論なし |
| minimal | 最小 |
| low | 低 |
| medium | 中 |
| high | 既定 |
| xhigh | 高よりさらに上 |
| ultra | 最上位 |
既定が high である点に注意が要ります。何も指定しなければ、上から3番目に深い設定で動きます。単純な作業でも既定のまま流すと、必要以上のトークンを使う可能性があります。
コストとの関係
推論の深さはそのままトークン消費に効きます。料金の記事に書いたとおり、Muse Spark 1.2 の標準ティアは出力が100万トークンあたり $4.25 です。深く考えさせるほど出力トークンが増えるため、effort の指定は実際の請求額に直結します。
逆に言えば、定型的で判断の少ない作業を low や minimal に落とすことが、そのままコスト削減になります。単価の安さだけでなく、この指定の使い分けが効いてきます。
設定を永続化する
毎回オプションで渡す以外に、組み込みスキルの manage-settings が「モデルや推論深度を含む永続設定」を扱うと説明されています。対話中に /settings から変更する経路も用意されています。
なお本稿では実際のモデル呼び出しを行っていないため、各段階でどれだけトークン消費や品質が変わるかは測定していません。導入時にはご自身の典型的な作業で比較することをおすすめします。