muse init は、作業ディレクトリにエージェント用の設定を作るコマンドです。--dry-run を付ければ、何が書き込まれるかを事前に確認できます。
muse init --dry-run
作られるのは AGENTS.md
空のディレクトリで実行したところ、生成されるのは AGENTS.md という1ファイルでした。冒頭にこう書かれています。
# AGENTS.md Muse Code reads this file as project rules when it runs in this directory.
「このディレクトリで動くとき、Muse Code はこのファイルをプロジェクトのルールとして読む」という意味です。Claude Code における CLAUDE.md、Codex における AGENTS.md と同じ位置づけのファイルです。
雛形の構成
生成される雛形は3つの見出しを持ちます。
| 見出し | 内容 |
|---|---|
| Project | プロジェクト名(ディレクトリ名から採る)と、生成元の記載 |
| Common Commands | ビルドやテストの標準コマンド |
| Project Layout | ソース・テスト・ドキュメント・仕様のディレクトリ構成 |
空ディレクトリで実行した場合、後ろ2つは「まだ検出されていません」という記述になります。裏を返せば、既存のプロジェクトで実行すればビルドコマンドやディレクトリ構成を自動で検出して書き込むということです。
使い方の注意
--dry-runで中身を見てから実行するのが安全です。既存のAGENTS.mdがある場合の挙動を確認できます。--forceオプションがあります。既存ファイルを上書きする用途と考えられるので、既に手で書いたAGENTS.mdがある場合は注意が必要です。- ファイル名が
AGENTS.mdである以上、Codex など同じ名前を使う他のエージェントと共有される可能性があります。両方で使う場合は、どちらにも通じる書き方にしておくほうが安全です。